用語集 -2 2003 年 1 月 2 日
ガイドナンバー ガイドナンバーは、ISO に対するスピードライトの効力を示し
ます。ガイドナンバーは、メートルまたはフィート単位で表さ
れ、正しい露出を得るために以下のようにして絞りを算出する
ことができます。
絞り = ガイドナンバー / スピードライトから被写体までの距離
設定した絞りから、スピードライトの光が届く範囲(調光範囲)
を算出することもできます。
調光範囲 = ガイドナンバー / 絞り
ケラレ レンズを通るはずの光が一部さえぎられる現象。画像の周辺光
量不足や未露光の原因となる。ケラレの原因として、レンズ自
身、またはレンズフード、フィルターなどがある。
コンティニュアス AF サーボ シャッター ボタンを 半押ししている間、ピントを合わせつづけ
ます。ピントが合って、ファインダー内にピンと表示が点灯し
ても、フォーカスロックは行われません。動いている被写体を
撮影するときに便利です。
先幕シンクロ フォーカルプレーン シャッターの 先幕がフィルム面を横切り終
えた直後にスピードライトが発光します。コダック プロフェッ
ショナル DCS Pro 14n では先幕シンクロがシンクロモードの初
期設定となっています。
焦点距離 撮影ポイントから合焦点までの距離。35 mm 判カメラでは、焦
点距離が約 50 mm のレンズは、正規レンズまたは標準レンズと
呼ばれます。焦点距離が約 35 mm 未満のレンズは広角レンズと
呼ばれ、焦点距離が約 85 mm を超えるレンズは望遠レンズと呼
ばれます。焦点を変えることなく絶えず焦点距離を変えること
ができるレンズは、ズーム レンズ と呼ばれます。
シングル AF サーボ 被写体にピントが合うと、ピントがロックされます。ピントを
主要被写体に合わせたまま、構図を変えることができます。
シングル AF サーボではフォーカス優先となり、ピントが合わ
ないとシャッターがきれません。一方、コンティニュアス AF
サーボではリリース優先となり、ピントが合っていなくても
シャッターをきることができます。
スローシンクロ 低速シャッタースピードを使用するときにこのシンクロモード
に設定します。高速のシャッタースピードでは主要被写体のみ
スピードライトで明るく撮影されますが、スピードライト発光
させながらシャッタースピードを低速にして撮影すると背景ま
で描写することができます。
スローシンクロモードでは、マルチプログラムオート(P)と
絞り優先オート(A)でシャッタースピードを最長 30 秒まで延
長できます。